🌸 この記事は北海道の小学校事情に特化しています 🌸
意外と知らない方も多いですが、全国版の小学校入学準備リストには載っていても、北海道では使わない学用品って結構あるんです。この記事では、道民歴30年以上・今も北海道在住のママである私の体験談をベースに、北海道の小学校入学準備で必要とされることの多い学用品を紹介していきます。
はじめに
ランドセル選びがやっと一段落して、学用品のリサーチでも始めようかな~…と色々なサイトを見始めていたら、「こんなにたくさんの袋がいるの!?」と困惑している方も多いのでは。
私も上の子が入学するとき、まず頭を抱えたのが袋類でした。
「手提げ袋」「上履き袋」「給食袋」「体操服袋」に「コップ袋」??
しかもネットで「小学校入学準備リスト」を調べると、「防災頭巾」「座布団」「通学帽」なんて、馴染みのないアイテムまで出てきて…。
でも、安心してください!
ここ北海道の入学準備は、本州とはちょっと事情が違うんです。
ここでは、北海道の小学校に子どもを通わせている私自身の経験をふまえ、入学準備で「本当に必要だったもの・買わなくてもよかったもの」 をまとめました。
袋類は“入学説明会後”が安心!
私も最初は、ネットでかわいい袋〇点セット!みたいのを買おうとしていたんです。何よりラクだし、単品で買うよりお得なことが多い✨…でも、ちょっと待って!お子さんの通う学校、その袋全部使うんでしょうか…?
うちの子の学校の場合、入学説明会に行ってみたら、配布資料に載っている必須の袋はなんと「給食袋」のみ。(※ただ、書いてはいないものの、後々手提げ袋・上靴袋は必要になりました。)
北海道の小学校は統一されてない部分も多いので、まずは入学説明会チェックが鉄則です!
でも正直、そこまで待っていると、お気に入りの色・柄が欠品になってしまうことが多いんですよね~…そこは、ママの判断になってしまいますが、極力情報収集してから購入しましょう。
手提げ袋(レッスンバッグ)は“ポリエステル・ナイロン製”が◎
今ママ友の間でも、キルティングより「ポリエステル」や「ナイロン」などの化学繊維派が多数。
実際、うちの子達にはポリエステル製のバッグを用意しました。多少の雨なら全然しのげるし、雪が降ってもサッとほろえて◎また、軽くて丈夫です。
キルティングはかわいいけど、北海道では「実用性で選ぶ」のがおすすめ。
おすすめは、デビロックの拡張できるレッスンバッグ。
鍵盤ハーモニカも入る大容量で、図工の大作を持ち帰ることだって可能です!
肩掛けできるのも、ポイント高いですよね◎
上履き袋は“白底スニーカー”が入るサイズで!
これも盲点でした。北海道でいう上履きって、「白底スニーカー」のことなんですよね。
そして「上履き」ではなく、「上靴」と表現することが多いみたいです。
近場のだいたいの靴屋さんで白底コーナーが常設されている位、常識のようで。本州でよく見るバレエシューズを履いているお子さんは、ほとんど見かけないですね。
そんなこともあり、バレエシューズを入れる前提で作られた小さい靴袋では、北海道の上履き=白底スニーカーは入らないんです!…とそんなことも知らず、何も考えていなかった当時の私は、入学説明会前に靴袋を買ってしまい。。結果入らず、買い直すことになりました😭
(※上の子は靴のサイズ大きめかつ足幅3Eなので、余計入らなかった💦)
靴袋は“マチあり・大きめサイズ”を選ぶのが鉄則です。
ちなみに…本州では上履きを毎週末持ち帰るという話をよく聞きますが、北海道では基本、学期末にしか持ち帰りません!
洗う回数が少ないので、とってもラクですよ~✨
給食袋は“机横にかけたときの長さ”がポイント
うちの子達の学校の入学説明会では、「机のフックから床まで50cmなので、かけたときに床につかないように」との案内がありました。
(※うちの子達の学校では50cmと案内されましたが、この数値は学校によって異なります。袋の底が床に触れない長さを、事前に確認することをおすすめします。)
わが家は、この条件をクリアした「ループ付きの巾着タイプ」を使っています。
ループ付きだとフックにひっかけやすいし、巾着タイプだとひも絞りなので、中身が落ちにくくて安心です。
ちなみに、給食袋をランドセルの中にしまうのであれば、薄手の生地がおすすめ。キルティングだとかさばってしまうため、あまりおすすめできません。
また、あまり大きいサイズだと袋がかさばってしまうため、ジャストサイズがおすすめ。まずはフックから床までの距離を調べ、それからサイズを検討しましょう。
また、「エプロン等の生地が厚手で、全部入るか心配…」という方は、「隠しマチオプション」というサービスがある商品も。ぜひ検討してみてください!
エプロン&三角巾はゴム仕様が◎
エプロン・三角巾をつけるのは「当番の時だけ」かと思いきや、1年生の最初のうちは「食べるときも毎回着用」という学校もあるようです。となると、つける頻度はけっこうなもの。。
私が選んだエプロン・三角巾は、 後ろがゴム仕様になっているかぶり式のもの。ボタン仕様も検討しましたが、後ろ手でボタンを留めるのは、1年生だとなかなか難いですよね。ゴム仕様なら上からかぶるだけなので、一人での着脱がしやすくなります。三角巾もゴム仕様だと、結ぶ手間がなくてラクですよ。
うちの子の学校では「汚れていなければ週末に持ち帰るだけでOK」というルールですが、週末の持ち帰り忘れ・紛失等のリスクを考え、わが家は2枚ずつ用意しています。
⇒給食セット(給食袋・エプロン・三角巾)は、2セット準備しておくと安心です!
ランチマットはどのサイズがいい?
給食のときに使うランチマット。一般的には、「40×60cm」前後のものを選ぶご家庭が多い みたいです。大事なのは、机から大きくはみ出ないこと。子どもが食器を置いたときにずれ落ちないサイズ感が安心です。
ちなみに、学校の机のサイズには旧規格と新規格があります。
・旧JISサイズ⇒40cm×60cm
・新JISサイズ⇒45cm×65cm
⇒40cm×60cm前後を選んでおけば、どちらの机サイズにも対応できますね。
また、うちの子の学校ではこちらも「汚れていなければ週末に持ち帰るだけでOK」というルール。だから毎日持ち帰る必要はありません。ただ、家庭によっては「衛生的に毎日交換したい」と考える方もいます。ランチマットは特に、気になる方は多いかもしれませんね…これは完全に各家庭の判断です。私はそこまで気にしない派なので(笑)、週末だけ持ち帰らせています。
準備する枚数は、3~4枚あれば十分です。毎日交換したいご家庭なら、5~6枚でしょうか。それだけあれば、洗濯のローテーションも組みやすく、足りなくて慌てることもなくなりますよ。
北海道あるある①|体操服は存在しない学校が多い
これ、全国のママに本当に驚かれるポイントです。
北海道の小学校では“体操服”を着ない学校が多いようです。
私自身小学生のときも、体操服を着る習慣はありませんでした。その頃は、男女とも基本毎日ジャージを着てた記憶が…ちなみに今の小学生はおしゃれなので、がっつり上下ジャージを着ている子はごく少数。。女子はレギンス+ショートパンツ、男子はストレッチズボンを履いている子が多い印象ですね。
学校からも、「動きやすい服装で」としか指定されません。体育の授業も、普段の服装のまま行います。
北海道あるある②|防災頭巾・座布団・通学帽・コップ袋は学校次第
私自身が子どもの頃も、防災頭巾・座布団・通学帽を使った記憶はゼロ。ママ友と話していても「聞いたことない」「買ったことない」という人ばかりです。
本州での普及率は高いようですが、北海道ではあまり馴染みがない印象ですね。しかし、地域や学校によっては、導入しているところもあるかもしれませんので、入学説明会で要確認です。
コップ袋についても同様で、私の周りでも「持たせていない」という声が多数。本州では給食後に歯磨きをする学校も一定数あるため、その際、歯ブラシ・コップ・コップ袋が必要なようです。こちらも入学説明会で確認を。
北海道ママ的まとめ
全国版の準備リストを見て焦る必要なし!入学説明会後に揃えれば、無駄がありません。
でも、お気に入りの色・デザインがあるなら、ママの判断で入学説明会前に買っちゃうのもアリ✨
道産子ママの経験をまとめると👇
- 手提げ袋 (レッスンバッグ)→ ポリエステル・ナイロン素材がおすすめ
- 靴袋 → 白底スニーカーが入る大きめサイズ
- 給食袋 → 床につかない長さ+ループつき
- エプロン&三角巾 → ゴム仕様が1年生に優しい
- ランチマット→40cm×60cm前後のものを3~4枚
- 体操服・体操服袋 → 道内ほとんどの学校で必要ナシ!動きやすい服装でOK
- 防災頭巾・座布団・通学帽・コップ袋 → 学校次第では必要。必ず入学説明会で確認を
おわりに
小学校入学準備って、ママにとっては「親としての大仕事」。
だからこそ「全部しっかり揃えなきゃ!」と思ってしまうけど、事前に“北海道事情”を知っておけば、無駄のない準備が可能です!
私も最初は全国版リストを見て、あれもこれも買おうとしていました。でも今振り返ると、必要最低限で十分だったと実感しています。
春からの新生活、子どもと一緒に楽しみながら準備していきましょうね🌸


