はじめに
入学式のフォーマルスーツは準備できたけれど、意外と忘れがちなのが「シャツ」「ネクタイ」「靴下」「靴」「サスペンダー」などの小物類。加えて、当日の「髪型」もけっこう悩むポイントです。
スーツに合った小物をきちんと選べば、全体の印象がぐっと引き締まります。
同じブランドで揃えると、なお統一感が出ますよ。
この記事では、実際に小4息子・小1娘の入学式2回を経験したことのあるママ目線で、男の子のフォーマル小物選びのポイントをまとめました。
① シャツ|スーツと同じブランドでそろえると間違いなし
シャツは、“フォーマルスーツと同じブランド・ショップ”でまとめて購入すると安心。
サイズ感や色味、テイストが統一されるので、当日「あれ?ちょっと浮いてる…」と感じることがありません。
素材にも注目
式中はじっと座っている時間が長く、子どもは意外と疲れます。ストレッチ入りや柔らかい素材を選ぶと快適です。
- 綿+ポリエステルの混紡(ノーアイロンタイプ)
- ストレッチブロード・オックスフォード生地
- 吸汗速乾タイプ(体育館でも快適)
② ネクタイ・ポケットチーフ|色合わせで統一感を
ネクタイやチーフについても、“スーツと同ブランド・同系色でそろえる”のが簡単で、失敗が少ないです。セット販売されている場合も多く、トーンが揃って上品に見えます。
おすすめの組み合わせ:
- ネイビー系スーツ × シルバー or ブルー
- グレー系スーツ × ブルー or イエローの差し色
1年生の男の子なら、ワンタッチネクタイが便利。形が崩れにくく、朝の準備もスムーズです。
③ サスペンダー|付属しているときは使い心地を確認
最近のフォーマルスーツには、サスペンダー付きのものもあります。パンツがずり落ちにくくなる反面、長時間座るときにゴムがきつく感じる場合も。
サスペンダーは「見た目のきちんと感」を出すためのオプション的アイテム。
苦しそう・動きにくそうであれば、外しても問題ありません。
チェックポイント
- 事前に家で試着して、きつさやトイレ時の扱いやすさを確認する
- 苦しそうな場合は、サスペンダーを外して着せてもOK。取り外せない一体型タイプなら、無理せずベルトループ付きのパンツを別で用意する、という選択も考える
- 慣れていない子は早めにリハーサルを
④ 靴下|ハーフパンツの場合は丈と色に注意!
靴下は意外と印象を左右する小物。特にハーフパンツを選ぶ場合は足元が見えるので要注意です。
- 短すぎるソックスはカジュアルに見える
- ハイソックスまたはふくらはぎ丈で、すっきり上品に見せるのがおすすめ
- 色は白・黒・ネイビーの無地が基本
長ズボンの場合は基本見えないので、ユニクロや無印の定番無地で問題ないと思います。ただ、ハーフパンツのときは、丈と素材感(やや厚手で上品に見えるもの)に気を付けて選ぶと、写真写りが良くなりますよ。
⑤ 靴|地域によって違う!北海道は上靴派が主流
入学式の靴は地域差があります。うちの子達の学校は体育館で式を行うため、上履き(白底スニーカー)を履く子が大多数でした。フォーマルシューズを履いていたお子さんは、ごく少数です。
北海道ママのリアルおすすめ
- 黒・ネイビーの白底スニーカーを用意しておけば、写真映えも◎また、入学式後も上靴として使える。
- 黒底のフォーマル靴を履かせたい場合、校舎内は白底指定の学校が多いものの、入学式1日くらいなら黒底でも指摘されていない様子。
(※ただし、学校によっては禁止されていることもあります。事前にご確認ください。)
⑥ フォーマル靴を買う場合の選び方&法事にも使えるカラー
フォーマル靴を購入するなら、以下の点をチェックしましょう。
- 軽量で柔らかい素材(長時間でも疲れにくい)
- スリッポン・面ファスナーなど子どもでも着脱しやすいもの
- つま先は丸めで、重すぎないデザインが◎
カラーは黒が基本。今後も法事などの冠婚葬祭で使う予定があるなら、黒を1足持っておくと安心です。
⑦ 髪型|自然に整えるだけで“きちんと感”アップ
髪が整っているだけで印象がグッと良くなります。とはいえ、当日いきなりワックスを使うとベタつきが気になって嫌がる子もいるので、事前に練習しておくのがおすすめ。
当日慌てないためのポイント
- 数日前からワックスやヘアスプレーを少量ずつ試して慣らす
- ふんわり自然に立ち上げる程度でOK(やりすぎは不自然)
- スタイリング剤が苦手な子は、水で整えてドライヤーで形をつけるだけでも十分
- 前髪を少し上げると顔周りが明るく見える
まとめ|小物と身だしなみで完成度が変わる
男の子の入学式フォーマルは、スーツ本体だけでなく“小物と身だしなみ”でかなり印象が決まります。ポイントをおさらいすると:
- シャツ・ネクタイはスーツと同ブランドで統一すると失敗が少ない
- サスペンダー付きは事前に慣らしておく
- ハーフパンツには長めの靴下を選ぶ
- 靴は地域事情+用途(法事など)を考えて選ぶ
- 髪型はナチュラルに整えるだけでOK。事前練習が安心
これで入学式当日も、バッチリです✨
※注意:入学式の服装や上靴ルールは、学校・地域によって異なります。事前に学校からの案内プリント等を確認し、指定がある場合はそちらに従ってください。


